和乃醇
特撰和乃醇
醲献
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株式会社シマシステム

■事業内容


◇所在地  長野県上田市上田原1108-4
◇資本金  1,000万円


1997 日本酒の濃縮加工の研究に着手
2001 凍結濃縮法の基礎テスト完了(ラボテスト)。自動化機械の開発に着手
2003 自動化テスト装置完成。濃縮加工諸条件の策定。テスト販売用濃縮酒製造(信州銘醸)
2005 自動化実用機完成。「醲献」として販売開始
2007  凍結熟成加工の研究に着手。
2008  凍結熟成加工機完成。「和乃醇」として販売開始。


 


◇関連会社 合資会社 醇,オプテック株式会社


 
 会社案内を見ると“飲食店経営、音響機器、福祉機器、自動化機械等の開発を主な業務とする。”ってなっているけど、お酒とは何の関係も無い会社が何でJO-CONを開発したの?

醲献(jo-con)を世に出してから、そんな声が聞こえてきます。

(株)シマシステムは“世界に類のない素晴らしい日本文化、それも大衆に支持されてきた庶民文化を、欧米化が進んでしまった現在の日本に受け入れられる形に作り変えることを考え実現する会社”と我々社員一同は考え、行動しています。これは社長の島喜治の長い、豊富な人生経験から生まれた“今、日本人にとって大切なことは何か?”に対する回答なのです。

まず最初に社長の略歴をご紹介します。

「島 喜治 (しまよしはる) 大正15年4月、東京・本郷生まれ。現ソニーの設立当初にトランジスタラジオ、携帯用録音機の開発に携わるなど、柔軟な発想で開発を成功に導き、その後乞われて射出成形機の分野に転じて日精樹脂工業株式会社を町工場から一部上場企業まで成長させた。社長、会長を経て、現・株式会社シマシステム社長。独創的な日本酒の研究開発、画期的な音響システム(バッフルマウント式スピーカーシステム)の開発、日本本来の米、住居など“日本の良さを現代に生かしたい”の思いから独自の発想で開発、さらに実用化を進めている。

次に社長が常々社員や周囲に語っている話のほんのさわりをご紹介します。

「日本人の原点は和と自然である」 

 私はかねてより日本人の文化、特に食文化、日本酒について危機感を覚えていたが、最近の日本の現状を見るにつけますますその思いが強くなっている。

 私は日本人が日本人として大切に思い、守ってきたものは「和」の心と「豊かな日本の自然」を愛する心ではないかと常々考えている。日本の特徴は周りを海で囲まれ、はっきりした四季があり、緑豊かな急峻な山があり、八百万の神々を信仰し、信頼社会の中でニュアンスで自分の意思を伝える傾向などではないだろうか。豊かな緑が海を潤し、その海が豊富な魚を育てるように、日本人は狭い島国の中でお互いに仲良くしなかったら生きてこられなかったのである。そして四季のはっきりした豊かな日本の自然が「和」を尊ぶ心を育んできたのではないだろうか。日本人の食事もこの豊かな自然が生み出してくれる「海の幸」「山の幸」があったればこそ、その旬を味わい素材の持つ味、香りを最大限に生かす調理法でやってきたのである。欧米人が日本料理の良さを評価して“日本食ブーム”に沸いているというのに日本人がその良さを認識していないというのは解せないことである。

 かつては「日本食文化の華」といわれた日本酒もしかりである。世界の三大醸造酒といえばワインとビールと日本酒である。「酒は百薬の長」とは日本酒のことである。日本酒の盃は常に膳の中央に置かれてきた。そして「和」の中心には必ず日本酒があったものである。即ち日本酒はゆっくり飲みながら語り合う「ほろ酔いの持続」ができる数少ないお酒なのである。

 “世界に類のないすばらしいものを持っている”という自覚がないから失っても“大切なものを失った”という認識も持てるはずがない。もう一度「日本とは」「日本人とは」「日本文化とは」を真剣に問い直してみることが必要なのではないだろうか。


 そしてまず日本食に目を向けて、和食レストランを開き今では高級化してしまった日本料理を庶民の手に戻したい。そこで本物の日本酒と料理を楽しんで欲しい。そしてその味を家庭料理に持ちかえって家族で楽しんで欲しい。次に日本料理の華である日本酒の凋落に胸を痛め、盃をやり取りすることの少なくなってしまった日本人に受け入れられる、一人でも飲める日本酒、それもお酒がほとんど飲めない自分にも楽しんで飲める日本酒が欲しい。そんな思いから誕生したのが醲献(jo-con)なのです。しかも醲献(jo-con)を造る機械まで開発してしまったところに彼の技術屋としての真骨頂があるのです。更に醲献(jo-con)の原料となる純米酒を「熟成」に重点を置いてその造りの注文を杜氏につけ、10年かけて出来たのが、従来の蔵元には無い酒質の「無濾過純米酒醇」なのです。この「無濾過純米酒醇」が最近“まっとうな日本酒”としてファンが増えているのはうれしい限りです。(シマシステムは醸造免許を持っていないので蔵元に造りをお願いしているのです。)

 音響関係の雑誌に紹介された「バッフルマウント式チェアースピーカー」も同じ思いから出てきたものなのです。歪の無い本物の音を安価に楽しめるスピーカー、音量を上げても家族にうるさがられないスピーカーを追及して開発したものです。マニアはアナログレコードで真空管のアンプと高級スピーカーでとお金に糸目をつけずに良い音を追求していますが、庶民には手の出ない世界です。

 島社長の基本は「変わってしまった日本社会を昔に戻すことは不可能である。日本の本来持っている良さを生かしながら現代に受け入れられる形を求めようではないか」です。彼の頭の中には「将来のエネルギー不足を見据えた日本式家屋」「暖かくなってしまった現在の信州で使える漬物小屋」「理想的なジャポニカ米(ササニシキ)」「信州の“ちゃんちゃんこ”(筒袖の綿入れ防寒着)の良さを取り入れた上着」など、衣食住、大から小までそのアイデアはとどまるところを知りません。

 日本文化に対する理解を深め、そして日本文化に誇りを持ってアイデアを出し合おうではありませんか。そして「文化が日本を救う」更に「日本文化が世界を救う」くらいの気概を持とうではありませんか。