■味の分析
アルコール度、酸度、アミノ酸度が約2倍に増えているのに対し、日本酒度がわずかしかふくらんでいないのがポイントです。
原料酒となる「醇」は濃醇辛口タイプの酒となりますが、「醲献」はまさに規格外の芳醇な日本酒となります。 
 
日本酒の酸度は、製造過程で酵母や麹、米から発生したコハク酸、リンゴ酸、乳酸などの酸の量を表したものです。酸というと酸っぱいイメージがありますが、酸には味を引き締める働きがあり、 高いほど、より芳醇な味わいになります。逆に酸が少ないと、味にハリやキレが無くなり、ボヤけた味わいになりがちです。

 日本酒度とは簡潔に言うと日本酒の比重を表しています。
数値が-(マイナス)ならば甘口で、その数値が大きくなれば、甘くなっていきます。 
数値が+(プラス)ならば辛口で、その数値が大きくなれば、辛くなります。

+6.0以上 +5.9〜+3.5 +3.4〜+1.5 +1.4〜-1.4 -1.5〜-3.4 -3.5〜-5.9 -6.0以上
大辛口 辛口  やや辛口 普通 やや甘口 甘口 大甘口

■日本酒度と酸度の関係
 日本酒を甘く感じあるいは辛く感じるのは日本酒度と酸度に依存します。日本酒度が同じでも酸度が異なると、かなり違って感じます。例えば日本酒度が+3であっても、酸度が1.2だと「やや甘口」に感じますが、酸度が2.0だと「辛口」に感じるということです。